喪主のおはなし。

2017年5月、初めて喪主を経験したお話です。

父親を移送させるには

 病院からの移送

 
病院では、警察の方がお見えになり、検死が始まりました。
その間、私たちはいろんな事柄を決めていきます。
 

ではこれから実際に行った事柄をお伝えます。

 

1. 葬儀社の手配

病室でまず決めなければいけないことは、葬儀社をどこにするかでした。
 

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今回、父親が事故で入院し、最初に決めなければいけなかったのは、葬儀社の選定でした。
 
母親と私と妻、その3人で病院からもらった葬儀社一覧の紙を見ながら、どこにしたらいいのか悩んでいました。
 
まず先に喪主が決まったわけではなく、現状で最初に決めなければならない事項は「葬儀社」です。
 
 
なぜか?
 
父親の身元引き受け人ががすでに存在していますので、霊安室でこのまま安置させることができないからです。
 
そのため、自宅に一旦父を戻すのか、葬儀会館に直接運ぶのか、いずれにせよ病院からの移送が必要になってきます。
 
収容された病院から、各葬儀社の明記してある紙をもらいどこにするのか悩んでいる時に、母親の口から聞いたのは「株式会社 ベルコ」の会員券の話。
 
母親は将来のために、株式会社 ベルコに入会していたのです。
 
葬儀はもちろん、冠婚葬祭全てに網羅しており、それらに使える会員権です。
今回、父親が亡くなってしまったので、病院からもらった紙から、母親が株式会社ベルコを思い出してくれました。
 
母親がいなかったら、間違いなく他の葬儀社に決定していたことでしょうね!
 
 
その後、株式会社 ベルコに連絡しました。
 
 

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 警察の方の検死はかなり時間を要していました。昨夜から忙しく動いていましたので、母親や私、それに奥さんも疲れがピークになっていました。
 
そこで、一旦病院の休憩室などで食事を取り、東京から新幹線で来た姉を迎えにいったりと忙しく動いていました。
 
 
病室に戻ると、検死も終わったので、次は遺体の移動の準備が始まりました。病室を空けるため父親を移動させなければならないので、移動用の台車に乗せ、霊安室に移送します。
 
 
 しばらく待っていると、株式会社 ベルコのスタッフが霊安室の出口で待機していると連絡がありました。
 
病室から移動し霊安室に到着後、そのまま出口に移動です。
 
 
葬儀社のスタッフと私どもで遺体搬送車に乗せるためのカートに移し、遺体を乗せ、母親と姉がその車に乗り込み、私と妻はマイカーで後ろをついて行きました。
 
 
 
その後、斎場まで移動です。