喪主のおはなし。

2017年5月、初めて喪主を経験したお話です。

お寺や僧侶様へのご連絡について

前回のおさらい

 
昨日は、喪主としてのしごと「葬儀社の手配」と、「葬儀全体の監督」のお話をさせていただきました。
 
さて、まだ2つの仕事があります。
今日は、3つめの仕事のお話を進めていきます。

 

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3. お寺・寺院への連絡

故人の宗教を基に、お寺または寺院に連絡します。

 

葬儀を執り行う際、故人が敬拝する宗教を知っておくことはとても重要です。

連絡後、僧侶の都合を確認出来れば、お通夜や葬式の段取りがしっかりと決まります。

 

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連絡が遅くなると、葬儀の日程に少し時間がかかるかもしれませんので、必ず早めに連絡は入れましょう。

 

期日がわかれば、お通夜や葬式の日取りも決定するため、それに合わせるように葬儀社の方も動いてくれるので、あとは葬儀社のスタッフにお任せできます。

 

ご遺体はその間、葬儀社のスタッフたちがドライアイスなどで腐敗を防いでくれますので、あまり心配されることはありません。


また、ご遺体は少しづつ変化していきますが、綺麗にお化粧をしてくれたり、見た目で隠れないところも綺麗にしてくれるので、安心して最期を見届けてあげましょう。


喪主、またはご家族には一つ大事な仕事があります。 

 

それは、生前の故人の写真です。

 

 

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過去の写真から探したり、データとして残っている写真であったり、またスマホで撮った写真、なんでも構いません。

どんな形態でも構いませんので、写真を探してください。葬儀社のスタッフが綺麗に加工し、背景に淡いブルーを入れた状態にしてくれます。

 

当時、私の父の遺影写真は、孫と一緒にディズニーランドで撮影した笑顔の綺麗な小さな写真から加工していただきました。

 

また、写真とともに、故人の好きだった食べ物や趣味、そのほか気になったものをどんどんピックアップしておきましょう。

 

それらは、祭壇にお供えしたり、一緒に天国に持っていける物を棺桶に入れて、最後を見届けるためのツールになります。

 

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