喪主のおはなし。

2017年5月、初めて喪主を経験したお話です。

喪主、または施主とは・・・

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喪主とは・・・

先回もお話ししましたが、おさらいしましょう。
 
 
喪主とは、葬式を執り行う際の「当主」です。「当主」とはそのお家の現在の「主人」になります。
 
今回、本来ですと父親と一緒に暮らしていた母親が務めるべき仕事ではありますが、交通事故で他界した父親と母親が病院で再会した状況やショック、朝一番の新幹線で駆けつけた姉の状態を考えて、長男である私が努めさせていただきました。
 
私ら夫婦は、両親とは車で3〜4分と少し離れた場所で暮らしており、両親も僕ら夫婦も特に一つ屋根の下で暮らさなければいけないという「しがらみ」はありませんし、お互い気を使わない方が楽なので、それぞれ好き勝手に生活している状態であります。
 
 
基本的に、「喪主」を決める最大の選択肢は、亡くなった父親の「遺言」が優先されることが望ましいでしょう。
 
ただ、親父の「遺言」はなかったので、皆で話し合い私が努めることになりました。
 
 
喪主になる順番
喪主を務める順位には大きく下記のパターンになります。
  1. 配偶者
  2. 次男 または、それ以降の男子
  3. 長女
  4. 次女 または、それ以降の女子
  5. 故人の両親
  6. 故人の兄弟や姉妹
 
 
もし血縁関係の方がいらっしゃらない場合・・・
 
故人に家族がいない場合や、知人友人、または施設に入所していたらその施設の代表者が務める場合もあります。その場合、「喪主」とは言わずに、「友人代表」や「世話人代表」という呼び方になるのです。
 

 

 

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喪主は1人?・・・
 
喪主が1人でなければいけないことはございません。
市町村に提出する書類には代表者として誰か1人を明記しますが、複数でも構いません。
 
父親の葬式は私が喪主でしたが、遠くから来ていた姉が意見をしたりと皆で分割して仕事をしていたので、スムーズに進みました。その状況に応じて決めればいいことです。